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間6万円以上、損しているかもしれません
ドコモ・au・ソフトバンクの従来プランをそのまま使い続けている場合、月7,000〜10,000円以上かかっているケースが少なくありません(総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」参照:https://www.soumu.go.jp/g-ict/statistics/bsts/index.html)。
「格安SIMに変えると安くなると聞くけど、難しそう」「失敗したら困る」「電話番号が変わってしまうの?」——そんな不安から一歩踏み出せない方が多いのが現実です。
私自身も以前は大手キャリアの従来プランを使っていて、毎月の料金を深く考えていませんでした。明細を改めて確認したとき「こんなに払っていたのか」と驚いたことを覚えています。
この記事では、60代の方でも無理なく乗り換えられるよう、格安SIMの基本から手順・注意点・おすすめのサービスまで、2026年最新の情報でやさしく解説します。
まず確認|あなたはいくつ当てはまりますか?
以下のチェックリストで、3つ以上当てはまる方は乗り換えを検討する価値があります。
- □ スマホ代が月5,000円以上かかっている
- □ 大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の従来プランをそのまま使っている
- □ データ通信は主にLINE・検索・地図アプリ程度で動画はあまり見ない
- □ 電話番号を変えずに乗り換えられるなら検討したい
- □ 近くにイオンモールやスマホショップがある
3つ以上当てはまった方は、この記事を読み終えた後に最寄りのショップに相談するだけで節約の第一歩が踏み出せます。
格安SIMって何?まずここだけ理解しましょう
「格安SIM」とは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の通信回線を借りて、より安い料金でスマホを使えるようにしたサービスのことです。
「SIM(シム)」とはスマホの中に入っている小さなICカードのことで、これを差し替えることで通信会社を変更できます。最近は差し替え不要の「eSIM(イーシム)」という方式も普及しており、手続きがよりスムーズになっています。
「SIMカードって何?」と最初は私も戸惑いましたが、スタッフの方に実物を見せてもらったら、SIMカードはとても小さなカードだとわかり、ぐっとイメージしやすくなりました。
ここで重要なのは「大手キャリア」にも種類があるという点です。
従来プランと格安SIM・サブブランドの料金比較
| プランの種類 | 月額料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大手キャリア従来プラン | 7,000〜10,000円前後 | 手厚いサポート・キャリアメール |
| 大手のオンラインプラン(ahamo等) | 2,000〜3,000円台 | 手続きはオンラインのみ |
| サブブランド(UQ・ワイモバ) | 2,000〜4,000円台 | 回線安定・店舗あり |
| MVNO格安SIM(イオンモバイル等) | 500〜2,000円台 | 最安値・店舗サポートあり |
※料金はプラン・条件により大きく異なります。2026年時点の目安として参考にしてください。最新料金は各社公式サイトでご確認ください。
従来の大手プランから乗り換えると、月4,000〜7,000円程度の節約になるケースがあります(条件次第で変わります)。年間換算で5〜8万円、5年間では25〜40万円の差になることも。
電話番号はそのまま使える?不安を一つずつ解消します
Q:電話番号は変わってしまいますか?
変わりません。「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)」という制度を使うことで、今の電話番号をそのまま引き継いで乗り換えができます。家族や友人への連絡先変更は不要です。
「番号が変わったら周りに連絡し直すのが大変……」と私も心配しましたが、MNPを使えばまったく変わらないと知って、ほっとしました。
Q:今のスマホはそのまま使えますか?
多くの場合、今使っているスマホをそのまま使えます。2021年10月以降はSIMロック解除が義務化されており、原則として無料で解除できます。ただし機種によっては店頭での手続きが必要な場合がありますので、乗り換え先のショップで確認してもらうのが確実です。
Q:メールアドレスはどうなりますか?
docomo.ne.jp・ezweb.ne.jp・softbank.ne.jpなどの「キャリアメール」は、乗り換えるとそのままでは使えなくなります。各社が「メール持ち運びサービス」(月額330円程度が目安)を提供しており継続利用は可能ですが、Gmailなどの無料メールアドレスに切り替える方が多いです。
ポイント:乗り換え前に、キャリアメールを登録しているサービス(銀行・通販・各種アプリなど)のメールアドレスをGmail等に変更しておくと後で慌てずに済みます。
Q:LINEや写真のデータは消えてしまいますか?
適切にバックアップを取れば消えません。LINEはトーク履歴を事前にバックアップ(アプリ内で設定できます)、写真はGoogleフォトやiCloudに保存しておきましょう。不安な方は店舗スタッフに相談するのが安心です。
LINEのバックアップは、やり方さえ知れば5分ほどで完了しました。「難しそう」と思っていましたが、アプリの案内に沿って進めるだけだったので拍子抜けするほど簡単でした。
格安SIM・サブブランドのメリット・デメリット
メリット
毎月の通信費が大幅に下がる
最もわかりやすいメリットです。従来プランからの乗り換えで月5,000円前後節約になるケースも多く、年金生活の固定費削減に直結します。
契約の縛りが少ない
多くのサービスは2年縛りや解約金がなく、合わなければ気軽に乗り換えられます。
シニア向けの料金プランが充実してきた
イオンモバイルやワイモバイルなど、60歳以上向けの特別プランを設けている会社が増えています。
デメリット・注意点
MVNO格安SIMはお昼休みに通信速度が遅くなることがある
MVNO(イオンモバイルなど、回線を借りているサービス)は混雑時間帯(正午前後)に通信速度が落ちやすい傾向があります。一方、UQモバイル・ワイモバイルなどのサブブランドは比較的速度が安定しています。
店舗サポートが少ない会社もある
オンライン手続きのみの格安SIMは、困ったときに相談できる窓口が限られます。シニアの方には、実店舗が充実しているサービスが安心です。
キャリアメールが使えなくなる
前述の通り、事前のメールアドレス変更準備が必要です。
60代におすすめのサービス比較|「自分向け」で選ぶのがコツ

「格安SIM」と「サブブランド」は少し性格が異なります。
- MVNO(格安SIM):大手の回線を借りて運営。イオンモバイルなど。最安値クラスだが昼時は速度が落ちやすい
- サブブランド:大手キャリアが直接運営。UQモバイル(au系)・ワイモバイル(ソフトバンク系)。料金はMVNOより高めだが回線が安定
| サービス名 | こんな方におすすめ | 月額目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| イオンモバイル(MVNO) | 対面サポート重視・とにかく安くしたい | 528円〜 | 全国イオンで相談可・シニア専用プランあり |
| ワイモバイル(サブブランド) | 通信品質と店舗サポートを両立したい | 2,000円台〜 | ソフトバンク回線で安定・全国4,000店舗以上 |
| UQモバイル(サブブランド) | 通話が多い・回線の安定性重視 | 2,000円台〜 | au回線・通話オプションあり(条件・時期により異なります) |
※料金・特典は2026年時点の目安です。最新情報は各社公式サイトまたは店頭でご確認ください。
① イオンモバイル(MVNO)
全国のイオンモールに実店舗があり、買い物のついでに相談できるのが最大の強みです。60歳以上向けの「やさしいプラン」があり、月額528円(税込)〜という低価格プランも用意されています(イオンモバイル公式サイト)。電話サポートや遠隔サポートも充実しており、スマホ操作に不安がある方に特におすすめです。コスト最優先の方に向いています。
② ワイモバイル(サブブランド)
ソフトバンク回線をそのまま使用するため、つながりやすさが安定しています。全国4,000店舗以上の実店舗があり対面サポートを受けやすいです(ワイモバイル公式サイト)。「大手に近い安心感を保ちながら料金を下げたい」という方に向いています。
③ UQモバイル(サブブランド)
au回線を使用し通信品質が安定しています。通話オプションはキャンペーン期間限定で無料になる場合がありますが、通常は有料オプション(約1,980円)です(UQモバイル公式サイト)。内容・条件は時期によって変わりますので、必ず公式サイトでご確認ください。全国のauショップやUQスポットで対面サポートが受けられます。
私が実際にいくつかのショップに話を聞きに行ったところ、「まず相談だけでも大歓迎です」と言ってもらえてとても安心しました。申し込みを急かされることもなく、自分のペースで検討できました。
実際の乗り換え手順|5ステップでわかりやすく

ステップ1:今の契約状況を確認する
現在使っているキャリア・料金プラン・契約期間(2年縛りがあるか)を確認します。キャリアのアプリ・マイページ、または店舗で聞くとスタッフが教えてくれます。
ステップ2:乗り換え先を決め、事前準備をする
乗り換え先を決めたら以下を事前に準備します。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- クレジットカードまたは銀行口座(支払い用)
- メールアドレスの変更(キャリアメールを使っているサービスをGmail等に変更)
- LINEのバックアップ・写真のバックアップ
ステップ3:MNP手続きを行う
今の電話番号を引き継ぐための手続きです。
従来の方法:今のキャリアから「MNP予約番号」を取得し、乗り換え先に提示します。予約番号には有効期限(15日間が目安)があります。
MNPワンストップ方式(2023年〜):ドコモ・au・ソフトバンク・楽天など一部事業者が対応しており、乗り換え先への申し込み手続きだけで完結しMNP予約番号の取得が不要な場合があります。すべての事業者が対応しているわけではないため、乗り換え先に事前にご確認ください。
注意:MNP手続きを行っても、この段階ではまだ解約になりません。安心して手続きを進めてください。
ステップ4:格安SIM・サブブランドに申し込む
乗り換え先の店舗またはオンラインで申し込みます。店舗の場合は本人確認書類・支払い情報を持参してスタッフに案内してもらいましょう。その場で設定まで手伝ってもらえる場合が多く、初めての方に安心です。
ステップ5:SIMカード(またはeSIM)を設定して開通する
新しいSIMカードが届いたら(または店舗でその場で)設定します。最近は「eSIM」という差し替え不要の方式もあり、その場合はダウンロードで設定が完了します。
- 物理SIMの場合:スマホの電源を切り→SIMカードを差し替え→電源を入れて「APN設定」(接続設定)を行う
- eSIMの場合:案内に従ってQRコードを読み込む等の設定を行う
店舗で手続きした場合は設定までスタッフが対応してくれます。
最初は「難しそう……」と思っていた設定作業も、店舗スタッフがすべて手伝ってくれたので、私はただ横で確認するだけでした。手順通りに進めれば、それほど難しくないと感じました。
よくある質問(Q&A)
Q:MNPワンストップ方式とは何ですか?
A:2023年5月から導入された新しい乗り換え方式で、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天など一部事業者が対応しています。乗り換え先への申し込み手続きだけでMNPが完了し、従来のようにMNP予約番号を別途取得する必要がない場合があります。対応状況は乗り換え先にご確認ください。
Q:eSIMとは何ですか?物理SIMとどう違いますか?
A:eSIMはスマホに内蔵されたSIMで、カードの差し替えが不要です。QRコードを読み込む等の設定でオンライン開通でき、手続きがスピーディです。物理SIMはカードを差し替えるタイプで、店舗での手続きに向いています。どちらが使えるかはスマホの機種によります。
Q:SIMロック解除は難しいですか?
A:2021年10月以降はSIMロック解除が義務化されており、原則として無料で解除できます。ただし機種によっては店頭での手続きが必要な場合があります。各キャリアのアプリ・マイページ、または店舗で対応してもらえます。
Q:乗り換えると通信が一時的に使えなくなりますか?
A:SIMの切り替え作業中(数時間以内が目安)は通信が一時的に使えないことがあります。Wi-Fi環境があれば、LINEなどは引き続き使える場合があります。
Q:乗り換えた後に「合わなかった」場合はどうすればいいですか?
A:多くのMVNO・サブブランドは解約金なし・縛りなしのため、合わなければ再度乗り換えることができます。まずは店舗でじっくり相談してから決めるのが安心です。
乗り換え前に必ず確認したい「3つの注意点」

注意点①:キャリアメールの行方を確認する
乗り換えと同時にキャリアメール(docomo.ne.jp等)が使えなくなります。銀行・ネット通販・保険会社など、キャリアメールを登録しているサービスは、乗り換え前にGmailや別のメールアドレスに変更しておきましょう。変更し忘れるとパスワードリセットのメールが届かなくなる場合があります。
注意点②:LINEと写真は必ずバックアップを
LINEのトーク履歴・写真・連絡先は乗り換え前にバックアップを取っておきましょう。
- LINEバックアップ:LINEアプリ→設定→トーク→トークのバックアップ
- 写真のバックアップ:Googleフォト(Androidの場合)またはiCloud(iPhoneの場合)
注意点③:キャリア決済を使っている場合は解除する
ネット通販やゲームの課金などにキャリア決済(ドコモ払い等)を使っている場合は、乗り換え前に別の支払い方法に変更しておかないと利用できなくなる場合があります。
今日からできる「乗り換え準備」3ステップ
今日〜1週間:今の料金と契約内容を確認する
スマホのキャリアアプリを開いて、毎月いくら支払っているか・契約期間はいつまでかを確認しましょう。「こんなに払っていたのか」と気づくだけで、乗り換えへの意欲が高まります。
今週中:近くのイオンモールまたはワイモバイルショップに相談しに行く
「格安SIMへの乗り換えを考えている」と伝えるだけで、スタッフが現在の状況を確認して最適なプランを提案してくれます。申し込みは後日でもOK。まず話を聞くだけでも十分です。相談は無料です。
1ヶ月以内:キャリアメールのアドレス変更を済ませる
使っているサービスのメールアドレスをGmailなどに変更していきましょう。一気にやろうとせず、銀行・通販・LINE・保険など優先度の高いものから少しずつ進めるのがコツです。
まとめ|60代からの乗り換えは、準備さえすれば怖くない
格安SIMへの乗り換えについて、ここまで整理してきました。
- 従来の大手プランからの乗り換えで、月4,000〜7,000円程度の節約になるケースがあります(条件次第で変わります)
- 電話番号はMNPでそのまま引き継げる。ワンストップ対応事業者なら手続きがさらに楽に
- 格安SIMには「MVNO(イオンモバイル等)」と「サブブランド(UQ・ワイモバ)」の2種類があり、目的で選ぶのがコツ
- サポートを重視するなら実店舗のあるサービスがおすすめ
- 事前準備(キャリアメール変更・LINEバックアップ)を済ませておくのが失敗しないコツ
「難しそう」と思っていた方も、手順を一つひとつ確認すれば決して難しくありません。まずは今日、今の料金を確認し、近くのショップに「相談するだけ」でも大丈夫です。