※本ページはプロモーションが含まれています。

「このメール、本物かしら?」——その一瞬の迷いが命綱です
スマホを使っていると、こんなメッセージが届くことがありませんか?
「荷物をお届けできませんでした。こちらから再配達を申請してください」
「あなたのカードが不正利用されました。すぐに確認してください」
「ウイルスに感染しています。今すぐサポートセンターに電話を」
これらはすべて、実際に出回っている詐欺メッセージの文例です。
このページを読むだけで、ほとんどの詐欺は防げます。高齢者を狙った詐欺の被害は年々増加しており(警察庁「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/sagi.html)、シニア世代は特に標的にされやすい傾向があります。でも「知っていれば防げる」のが詐欺の大半です。
私自身も、宅配業者を名乗るSMSを受け取って「本物かな?」と一瞬迷ったことがあります。あのとき冷静に立ち止まれたのは、「SMSのリンクは押さない」という知識があったからだと思っています。
この記事では、60代のシニア女性が特に狙われやすい詐欺の手口と、メール・SMSを見分けるポイント、そして被害にあってしまったときの対処法をわかりやすく解説します。
まず確認|あなたはこんなメッセージを受け取ったことがありますか?

以下のようなメッセージが届いたことがある方は、この記事をぜひ最後まで読んでください。
- □ 「荷物が届きませんでした」という宅配業者からのSMS
- □ 「カードが不正利用されました」という銀行・カード会社からのメール
- □ 「未払い料金があります。回線を停止します」というSMS
- □ 「ウイルスに感染しました」というスマホ画面の警告
- □ 「高額当選しました」「還付金があります」というメール
1つでも当てはまる方は、詐欺のターゲットになっている可能性があります。でも大丈夫。「知っていれば防げる」のが詐欺の大半です。
このSMSは本物?よくある実例チェック
まず、実際に出回っている詐欺メッセージと本物の見分け方を具体的な実例で確認しましょう。
宅配業者を装ったSMS
詐欺の実例:
「【ヤマト運輸】お客様宛にお荷物をお届けに参りましたが不在でした。下記よりご確認ください→http://bit.ly/〇〇〇」
本物との違い:
- 本物のヤマト運輸・佐川急便・日本郵便は、公式アプリまたは登録メールアドレスに通知します
- 短縮URL(http://bit.ly/〇〇〇など)は詐欺のサインである可能性が高いです。ただし一部の正規サービスでも使われることがあるため、リンクをタップするより公式アプリで確認するのが安全です
- 「不在票」は玄関に紙で届くのが基本です
ETC未払いを装ったSMS
詐欺の実例:
「【ETC利用照会サービス】未払い通行料金があります。〇月〇日までにお支払いください→http://〇〇〇.jp」
本物との違い:
- ETCの未払い請求は「書面(郵便)」で届くのが正式な方法です
- SMSで請求してURLに誘導することはほぼありません
銀行・カード会社を装ったメール
詐欺の実例:
「【〇〇銀行】お客様のアカウントで不正アクセスが検知されました。24時間以内にご確認ください→https://ooo-bank-secure.com」
本物との違い:
- URLをよく見ると「ooo-bank-secure.com」のように、本物に似せた偽ドメインが使われています
- 本物の銀行は「今すぐリンクをクリックして情報を入力してください」と急かしません
- 不安な場合は、カードの裏面や通帳に記載の公式電話番号に直接かけて確認しましょう
「本物に見えるから怖い」というのが詐欺メールの厄介なところです。私も最初はURLの違いなど気づきにくかったのですが、「急かしてくる」「URLが変」の2点を意識するようにしてから、ずいぶん見分けやすくなりました。
シニアが特に狙われる4つの詐欺の手口
手口①:フィッシング詐欺(メール・SMS)
銀行・クレジットカード会社・宅配業者・官公庁などを装ったメールやSMSを送り、偽のウェブサイトに誘導して個人情報やパスワードを盗む詐欺です。
見分ける3つのポイント
送信元のアドレスを確認する
本物の銀行・企業は、正式なドメイン(@以降の文字)からメールを送ります。「@amazon-support123.com」「@docomo-ntt.net」のように、本物に似せた不自然なアドレスは詐欺のサインです。
URLに短縮リンクや不自然な文字列が含まれていないか確認する
短縮URL(「bit.ly/〇〇〇」など)や「yamato-delivery-jp.com」のような不自然なURLは特に注意が必要です。確認するときは公式アプリやブラウザから直接アクセスしましょう。
「今すぐ」「24時間以内」という急かす言葉に注意する
本物の銀行や行政機関が、メールやSMSで「今すぐリンクをクリックして情報を入力してください」と急かすことはほとんどありません。急かされたら詐欺と疑ってください。
手口②:サポート詐欺(ウイルス感染警告)
スマホやパソコンでウェブサイトを見ていると、突然「ウイルスに感染しました!」という警告画面が表示され、表示された電話番号に電話するよう促す詐欺です。
実際の手口の流れ
- 突然「ウイルスに感染しています」という警告画面が表示される
- 大音量の警告音が鳴り響き、パニックになる
- 画面に「今すぐ電話してください」と電話番号が表示される
- 電話すると「サポート料金」として電子マネーやギフトカードでの支払いを求められる
- 遠隔操作ソフトをインストールさせられ、スマホを乗っ取られる
絶対に覚えておくこと
Windowsのエラーメッセージや、正規のアプリから突然表示される警告画面に電話番号が表示されることはありません。スマホ画面に突然表示された警告に電話番号があれば、ほぼ詐欺と考えてください。
(出典:警察庁「サポート詐欺対策」:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/sagi.html)
対処法:
- 画面に表示された電話番号には絶対に電話しない
- 警告画面はスマホを再起動するだけで消えることがほとんど
- 消えない場合はスマホの電源を切って家族やショップに相談
手口③:スミッシング(SMS詐欺)
SMSを使ったフィッシング詐欺を「スミッシング」といいます。宅配事業者をかたるSMSが2025年に確認されたスミッシング手口の第1位であることが調査で明らかになっています(トビラシステムズ「スミッシングトレンドレポート2025」)。
よく使われる文例
- 「【佐川急便】お荷物のお届けに伺いましたが不在でした。再配達はこちら」
- 「【ETC】未払いの通行料金があります。〇月〇日までにお支払いください」
- 「【市役所】重要なお知らせがあります。マイナンバーの確認をお願いします」
対処法:URLは絶対にタップせず、公式アプリや公式サイトで直接確認しましょう。
手口④:ロマンス詐欺・SNS投資詐欺
SNSやマッチングアプリで親しくなった相手から「一緒に投資しましょう」と持ちかけられ、お金を騙し取られる詐欺です。投資詐欺やロマンス詐欺は近年急増しており、被害額も過去最悪水準で推移しています(警察庁「令和5年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について」参照)。
手口の特徴
- 最初は「投資の話」は一切せず、長期間かけて信頼関係を築く
- 「私は〇〇でとても儲かっている」と実績を見せて信用させる
- 最初は少額で「成功体験」を味わわせ、徐々に大きな金額を要求する
見分けるポイント
- 「絶対に儲かる」「元本保証」という言葉は法律違反の場合が多い
- 会ったことのない人からの「投資話」は必ず疑う
- 家族や友人に相談して「おかしいな」と気づいてもらうことが大切
知人から「SNSで知り合った人に投資を勧められている」という相談を受けたことがあります。話を聞いてみると、手口が教科書通りのロマンス詐欺でした。「一人で抱え込まず誰かに話す」だけで気づけることがあります。
詐欺メール・SMSを受け取ったら「この3つだけ」守ってください

詐欺の手口を全部覚えるのは大変です。でも以下の3つさえ守れば、ほとんどの詐欺被害は防げます。
① リンクはタップしない・電話番号には電話しない
メールやSMSに書かれたリンク(URL)は絶対にタップしないこと。画面に突然表示された電話番号にも電話しないこと。これだけで大半の詐欺は防げます。
不安な方は「188(消費者ホットライン)」に無料で相談できます。
② 「今すぐ」「急いで」は詐欺のサイン
本物の銀行・行政・宅配業者が「今すぐリンクをクリックしてください」「24時間以内に手続きしないと停止します」と急かすことはほとんどありません。急かされたら一度立ち止まって、家族や公式窓口に確認しましょう。
③ 迷ったら「一人で決めない」
「振り込む前に一声かけて」——これは警察や消費者庁が繰り返し伝えているメッセージです。お金を動かす前に、家族・友人・信頼できる人に相談することが最強の詐欺対策です。
この画面をスクリーンショットして、家族のLINEに送っておくと安心です。
リンクをタップしてしまった!そのときの緊急対処法

「タップしてしまった」と気づいたとき、焦らず以下の手順で対処してください。
ステップ1:すぐにページを閉じる
タップしてしまったら、まずそのページ(ブラウザ)を閉じてください。ページを見ただけでは、情報は盗まれていません。
「押してしまった!」と焦るとパニックになりがちですが、ページを閉じるだけでまず落ち着けます。私も誤タップしたことがありましたが、何も入力していなかったので被害はありませんでした。
ステップ2:個人情報を入力したか確認する
ページを閉じたあと、以下を確認してください。
- 何も入力していない場合:ほとんどの場合、被害はありません。念のためスマホのOSとアプリを最新版に更新しましょう。
- メールアドレス・電話番号を入力してしまった場合:迷惑メール・詐欺電話が増える可能性があります。不審なメール・電話には応じないよう注意してください。
- パスワード・カード番号・口座情報を入力してしまった場合:下記の「すぐにやること」を実行してください。
ステップ3:カード・口座情報を入力してしまった場合はすぐに連絡
- クレジットカード情報を入力した場合:カード会社に電話して利用停止を依頼してください。カードの裏面に電話番号が記載されています。
- 銀行口座情報・パスワードを入力した場合:銀行の窓口または電話窓口に連絡して口座を一時停止してもらいましょう。
- お金を振り込んでしまった場合:振込先の銀行に連絡して振込停止を依頼し、警察(110番または#9110)にも相談してください。
大切なこと:「やってしまった」と気づいたら、一人で抱え込まず、すぐに家族や相談窓口に連絡してください。時間が経つほど被害が広がります。
やってしまいがちな「NG行動」
NG①:画面のリンクをタップする
「荷物の再配達」のリンクをタップしただけで、偽サイトに誘導され個人情報の入力を求められることがあります。
NG②:警告画面に表示された番号に電話する
突然表示された警告画面の電話番号に電話すると、サポート料金を請求されたり、遠隔操作ソフトをインストールさせられたりします。
NG③:電子マネー・ギフトカードで支払う
「コンビニでiTunesカードを買ってきてください」「電子マネーで支払ってください」という要求は詐欺の定番手口です。正規の企業・行政が電子マネーやギフトカードでの支払いを求めることはありません。
NG④:遠隔操作アプリをインストールする
「セキュリティソフト」と称してアプリのインストールを指示された場合、スマホを乗っ取られる可能性があります。絶対にインストールしないでください。
もし被害にあってしまったら|相談窓口一覧
| 窓口 | 電話番号 | 内容 |
|---|---|---|
| 消費者ホットライン | 188(いやや) | 詐欺・悪質商法の相談(無料) |
| 警察相談専用電話 | #9110 | 詐欺・不審な連絡の相談 |
| IPA安心相談窓口 | 03-5978-7509 | サポート詐欺・ウイルス警告の相談 |
| 警察緊急通報 | 110 | 被害を受けた・今まさに被害中の場合 |
日ごろからできる詐欺対策|4つの習慣
習慣①:知らない番号からのSMSのリンクは絶対タップしない
これだけで大半のスミッシング被害は防げます。宅配の確認は必ず公式アプリから行いましょう。
習慣②:OSとアプリを常に最新に保つ
スマホのOSとアプリを最新バージョンに保つことで、セキュリティの脆弱性をふさいでおけます。また、公式ストア(App Store・Google Playストア)以外からアプリをインストールしないことも重要です。知らないうちに危険なアプリが入るのを防げます。
習慣③:家族と「詐欺の話」をしておく
「こんなメッセージが来たら詐欺だよ」という話を家族と共有しておくと、いざというときに一声かけやすくなります。この記事を家族のLINEに送っておくのもおすすめです。
習慣④:相談窓口の番号をスマホに登録しておく
消費者ホットライン(188)と警察相談(#9110)をスマホの連絡先に登録しておきましょう。いざというときにすぐ連絡できます。
今日からできる「詐欺対策」3ステップ
今日〜1週間:家族と「詐欺メール」の話をする
「最近こんなメッセージが来るらしいよ」と家族に話してみましょう。この記事をスクリーンショットして家族のLINEに送るだけでも立派な対策になります。
今週中:スマホのOSとアプリを最新バージョンに更新する
設定→「一般」(iPhone)または「ソフトウェアアップデート」(Android)から確認できます。「アップデート」ボタンがあれば更新しましょう。
1ヶ月以内:消費者ホットライン(188)の番号を登録しておく
スマホの連絡先に「消費者ホットライン188」を登録しておくと、いざというときすぐに電話できます。
まとめ|「知っている」だけで詐欺の9割は防げます
スマホ詐欺・メール詐欺について、ここまで整理してきました。
- フィッシング詐欺・スミッシング・サポート詐欺・SNS投資詐欺の4つが特にシニアに多い
- 「リンクをタップしない」「表示された番号に電話しない」「急かされたら疑う」の3つを守れば大半は防げる
- リンクをタップしてしまっても、情報を入力していなければほぼ被害はない。入力した場合はすぐにカード会社・銀行に連絡
- 電子マネーやギフトカードでの支払い要求は詐欺の定番。絶対に応じないこと
- 被害にあったら消費者ホットライン(188)・警察相談(#9110)に早めに相談を
- 一人で決めないことが最強の詐欺対策
「なんかおかしいな」という直感を大切にしてください。その一瞬の疑いが、大切なお金と情報を守ります。